あの景色が見たい。

バイクツーリングと読書と日々諸々

天国へのドレス

『天国へのドレス』 来栖千依著



最近、

体調不良が続く、、、


イマイチな気分。



こんなときは、読書。



今回の本は、



恋愛に破れた女子が、

東北地方のある場所で

自らの命を絶つために崖の上に立つ。


そこで、通りがかった

葬儀社を営む若い男性に声をかけられる。



ところが、

若い男性が、興味を持ったのは、

彼女が、手にしていた赤いドレス。



物語は、ここから進んでいく。



私的な読書感想として、


人との繋がりの大切さ。


中でも、


「家族の有りがたさ」を

ひしひしと描く小説だった。


どんなひとにも


大切に思う人がいて、

大切に思われている自分がいる。




小説自体は、

突拍子もない展開などは、

全くなかったが、


ほのぼのとした感覚で

さらりと読める本だった。


私的に

読書は、いい薬になる。