あの景色が見たい。

バイクツーリングと読書と日々諸々

嗤う淑女二人

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『嗤う淑女二人』 中山七里著



まだ、寒い日々。


私的に

寒さ、暑さにはめっぽう弱い。。。

バイクに乗りたい


けど、、、やめておこう。(-_-;)


そう、こんなときは、

「読書」に限る。



久しぶりの中山七里作品。



「嗤う、、、」シリーズだ。


シリーズ3作品目。


ミステリー?バイオレンス?

極力ネタバレなしですすめたい。



蒲生美智留。

とんでもなく恐ろしい、悪女。


人の命や気持ちなど、

微塵も感じない。


物語は、

別の女を使ってホテルで行われた

同窓会のメンバーを毒殺する。


その毒殺されたひとりの手の中に

「1」と書かれた紙片が見つかる。


次に

観光バスを爆破する。

死傷者多数。


そのバスガイドのハンドバッグから

「2」と書かれた真鍮のプレートが見つかる。


そして、、、次々と。。。


読んでいくにつれて引き込まれていく。


自分のことしか考えられない人。



恐らくそんな人間


きっとたくさんいるのではないか。

私的にそう思わせる内容だ。


人の心の中には、善くも悪くも


「根深く残る積年の何かがある」。


読んでいくと

そんなことを感じた。


そして私は、

このシリーズの間違いなくファンである。


と、思った。