『不要不急の男』 土屋 賢二著
今回も読書。
私的に
緊急事態宣言と残暑にまいっている。
さて、
本の内容は、
一話が、1ページ半のコラム集。
私的に爽快感があったのが、
「中高年が危ない」のところで
TVニュースで
「緊急事態宣言中に何故、
パチンコ店や居酒屋に行くのですか?」
というインタビューに対して
「開店してるから行く」
「自粛ではなく、
行くなと言われれば行かない」
「行かなかったら店が潰れる」
その答えに対して
「だったら、
お金だけ送金すれば店は助かる」
「その方がいい」
なるほど❗と思わせる言葉の返し。
他に
学校が、コロナ禍で休校になると
「勉強したかったのに」
という小学生。
全編、
漫才のネタになりそうな話ばかりで、
素直に面白いと感じる。
本のもくじが、
「五里霧中」。
読んでいる間は、
「不要不急の外出」をしていない自分が、
何故か誇らしく思える😆
そして、世間は、
まだ、「五里霧中」の状態であろうか。
まさに、
「不要不急」を
形にしたい方におすすめの一冊。