『神様からひと言』 荻原 浩著
ようやく、
新型コロナウイルス対策による、
「緊急事態宣言」が日本全国で終了。
かといって、
すぐに街中をうろうろすることも
他府県へのツーリングなども
第2波を考えば少し躊躇する。。。
さて、
今回は読書。
いつものように
極力ネタバレなしで進めたい。
主人公は、
転職したばかりの二十代半ばのサラリーマン。
入社後すぐに、
新しい会社でのプレゼン時、下手を打ち、
早速、
所属部署の異動を言い渡される。
その異動部署は、
「お客様相談室」。
物語は、
製品に関する苦情や理不尽なクレームなどを
解決しながら、上司部下同僚の関係を面白く
描きながら進んでいく。
会社員を「おでんの具」に例える場面は、
なるほど❗と笑わせる。
対人関係を円滑にすることは、
かなり気をつけて言動しなければならず、
疲れる世間を上手く描いている。
2002年の出版だが、
私的に
2020年の今でも十分に共感できる内容だった。