あの景色が見たい。

バイクツーリングと読書と日々諸々

闇夜の底で踊れ

f:id:xlr250-1993:20190501174946j:plain


平成最後の日、

そして、
令和最初の日と読書を楽しんだ。

『闇夜の底で踊れ』 増島拓哉著


いつものように極力ネタバレなしで進めたい。

内容は、
いわゆる、アウトレイジな方々の話だ。

舞台は、大阪。
本のセリフ部分は、コテコテの大阪弁

冒頭から取っ付きにくい(読みにくい)
感じはするものの、話が進んでいくと
だんだん面白くなってくる。

半ばあたりから
兄貴分と舎弟とのやり取りが、
私的には、
爆笑に値するほどの面白さだった。

読書感想としては、

『人生とは』なんぞや。

人それぞれではあるのだろうが、

あなたは、
何のために生きている?

と、

問いかけてくる小説。

人と人とのつながり。
お互いの思い。

それは、

決してお互い同じではない!
最後は、ショッキングな結末。

この本、
私的にかなり面白かった。

作者が、
二十歳前後だとは、とても思えない小説だった。