あの景色が見たい。

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翳った旋舞

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『翳った旋舞』 松本清張

久しぶりの松本清張

やはり、
私的に面白い内容だと思う。

いつも通りにネタバレなしで進めたい。

主人公は、
入社1年目の新聞社の女子社員。

入社前、
新聞社の花形的存在である

「社会部」のような部署を希望したが、

実際の配属先は、

「資料調査部」という

新聞社では、縁の下の力持ち的な
存在である部署だった。

そして、

仕事内容もハサミを持って
人物などの写真や資料を切ったりして保管する
地味な作業だった。

どこにでもいるような、
そんな新人女子社員が、

自分自身のしたミスによって

新聞社内外の

男性社員の出世競争を
垣間見ることになる。

読書感想としては、

男性女性関係なく、

人は、
良くも悪くも
人との何らかの繋がりで生きている。

そして、

そんな社会環境を
自ら逸脱しようとしても

また、知ってか知らずか
同じスパイラルに嵌まっていく。

私的に

そのことを
この本から感じとった。