平成最後の日、
そして、
令和最初の日と読書を楽しんだ。
『闇夜の底で踊れ』 増島拓哉著
いつものように極力ネタバレなしで進めたい。
内容は、
いわゆる、アウトレイジな方々の話だ。
舞台は、大阪。
本のセリフ部分は、コテコテの大阪弁。
冒頭から取っ付きにくい(読みにくい)
感じはするものの、話が進んでいくと
だんだん面白くなってくる。
半ばあたりから
兄貴分と舎弟とのやり取りが、
私的には、
爆笑に値するほどの面白さだった。
読書感想としては、
『人生とは』なんぞや。
人それぞれではあるのだろうが、
あなたは、
何のために生きている?
と、
問いかけてくる小説。
人と人とのつながり。
お互いの思い。
それは、
決してお互い同じではない!
最後は、ショッキングな結末。
この本、
私的にかなり面白かった。
作者が、
二十歳前後だとは、とても思えない小説だった。