あの景色が見たい。

バイクツーリングと読書と日々諸々

羊と鋼の森

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写真は、数年前。

 

京都 丹後半島 新井の棚田。

緑の絨毯が、青い海原まで垂れさがっているような景色。

 

景色をみていると

「もっともっと先には、なにがあるんだろうか。」

と、ふと頭の中で考えている自分がいた。

 

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話題は、読書へ。

 

羊と鋼の森

 

映画化された本であるが、映画は見ていない。

私的に極力ネタバレなしですすめることにする。

 

北の大地それも内陸部育ちの青年が、ピアノ調律師を志し

都会の中でひとりの人として、生きていく過程を綴っている。

 

主人公自身の心の中のやりとりが、多く書かれていて自分に当てはめると

なんとなくではあるが、私的に面白い。

 

調律師としての仕事の悩みや、育った環境。

誰にでもあると思う「悩み」。

 

「人にはひとりひとり生きる場所があるように、ピアノにも一台ずつふさわしい場所があるのだと思う。」

には、

こころが「ふぉろっ」とした。

 

人はひとりで生きているのではない。

そんなことは、わかっている。

でも、自分は、気づいているだろうか。

 

「善い」方向に考える。

 

私的に、なにかに悩んでいるひとに、読んでみていただきたい一冊である。

京都 桂 とくら

まだまだ暑い日が続いている。

 

先日は、土曜日の夜から日曜日の早朝にかけて台風が直撃。

 

今年は、

地震、大雨、台風と自然の力の怖さを

まざまざと見せつけられた。

私的に防災に関して、もっと認識を高く持つべきだと感じた。

 

さて、話題は、

先日の「復活ツーリング」でも食べたハンバーグではあるが、

私的に旨い!、と唸った店があることを思い出した。

 

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京都 桂にある、「とくら」。

写真は、日替わり定食。

 

この日は、

メインのハンバーグに大きめのクリームコロッケが付いていた。

ハンバーグに箸を入れた瞬間!

 

肉汁が、「じゅわーっ」と出てくる。

 

その瞬間「わっ!!!」と、

 

声を上げてしまうほどの肉汁の量だった。

 

興味がある方は、一度ご賞味あれ。

逃亡刑事

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暑い日々が続く。

 

先日の「復活ツーリング」で、

この暑さを甘く見てはいけないことを悟った。

バイクに乗っていて、頭がボヤっとしてくるのがわかった。

 

さて、

夏の暑さを忘れるのには、「読書」がいい。

それも、ハードボイルドでスカっとする物語。

 

「逃亡刑事」

 

いつものようにネタバレなしですすめよう。

内容は、タイトル通り。

 

主人公は、女刑事と8歳児。

 

この女刑事が、三十路で身長180cm超、格闘家なみの腕力の持ち主。

そして、県警一の検挙率を誇る、捜査班の敏腕刑事である。

 

物語は、

この8歳児を連れて逃亡せざるを得ない事態になる。

 

文章は、情景がよく伝わり、まるで映画を見ているような

感覚になり、スラスラと読める。

 

ただ、後半部分で、四字熟語を多用しているので、

何となくではあるが、意味を考えながら読んでいると

すこし興ざめするような感覚になった。

 

内容が、どうこうではなく、私的な読解力の問題ではあるが。。。

 

続編が出ると、おもしろいかもしれない。

そして、映画化されてもいいのではないか。

 

あくまでも、私的な感想である。