寒い。今年は、特に降雪量が多い。
先日、福井県内のR8で1000台以上の車の立ち往生は、
雪の恐さを十分に教えてくれた。
この季節はバイクでの外出が億劫で、冬の読書に勤しむこととなる。
「ドキュメント 単独行遭難」。
初心者の山歩き、ベテラン登山者の遭難例を7例紹介した内容の本である。
山歩きをするようになって、オフ車での林道走行とは全く違うスキルが必要で
あるということがよくわかった。
オフ車でも山歩きでも、共通していることは、
「山は恐い」。
山歩きの危険を認識するには、格好の一冊ではないかと思う。
ソロでの行動は、「迷う」と経験を過信したり、「間違い」に気づかないまま
もしくは、「気づいている」のだが、「気づかないようにしてしまう」ようである。
実は、間違い(登山ルートや方角)に気づいているのだが、
本当にどうしようもないぐらい迷わないと、
ソロの場合は、「間違ったことを、自分がすぐに肯定できない」。
なるほど!!!
山歩き以外でも、日頃の参考になると思わせる一冊だった。