ようやく梅にも蕾が付き始めて、春の予感がするこの頃。
でも、やっぱりまだまだ寒いので山間部をバイクで走るのは危険がいっぱい。
読書が進む季節である。
今回は、はてなブログ「読書」グループの茶日さんが、おすすめしていた本。
「水の柩」。
小中学生時代の主人公を中心とした話題であるが、厭な思い出をどのようにして
自分の脳裏から消し去るか?
その方法がなんとも現実的であり、寂しくもあり、悲しくもある。
故郷の村が、ダム開発によって沈んだ(厭な思い出)=「水の柩」。
タイトルの意味が、あとからじわじわとわかったような気がする。
誰でもこんなことの一つや二つ、心の中に持っているのだろう。
さて、自分だったらどのようにして脳裏から消し去るだろうか。