あの景色が見たい。

バイクツーリングと読書と日々諸々

ユートピア

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暦の上では「秋」。

 

朝夕は、すっかり涼しく感じるようになったが、

まだ日中は、蒸し暑さが残る。

 

また、読書の話題となる。

 

「バイクツーリング備忘録」として

スタートしたもののどうも乗り気がしない。

 

サブタイトルの変更も検討しようかと思う今日この頃である。

 

さて最近、女性のココロの内を書いた小説に出会う。

この「ユートピア」もそのものだった。

ネタバレなしで進めていくことにしよう。

 

登場人物は30歳代前後と思われる女性3人と

小1、小4の女児2人が中心となって話が進んでいく。

女児2人は、上記女性2人の各子供である。

 

読んでいくうちに、女性特有というべきなのか

いや、男性にも当てはまることがあるであろう

 

人付き合いにおける、

 

見栄や妬み、遠慮や損得、

「もとはと言えば、他人のせいでこうなった」など、

責任回避的な考え方がたくさん出てくる。

 

そして、最後に

本当に信頼できる人とは、どんな人なんだろう。

私的には、そう問いかけられているような気がした。

 

女児が書いたラストの文章が、それを示唆しているように感じた。

 

人付き合いに安堵を求めるのは、、、どうだろうか。

私的には、わからない。

 

人それぞれであろう。

嫁をやめる日

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和歌山 有田川町の「蘭島」(あらぎじま)。

写真は、去年7月に訪れて撮影したもの。

 

川に沿って弧を描く棚田が、とても美しいのである。

夏の風物というのが、相応しい景色だ。

 

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今回も「読書」。

 

休日にバイクツーリングを計画すると、なぜか天候に恵まれない。

 

読書が進む。

 

「嫁をやめる日」

 

この本もタイトルが、おもしろい。

内容もタイトルそのものだったので、

すごく興味をお持ちのご婦人もおられることと思う。

 

極力ネタバレなしで、今回もすすめていこう。

 

「夫婦ともの幸せ」って、どういうことをいうのだろう。

 

夫が早くに他界して、

残された妻が、「夫の実家」との付き合いに

数々の疑問と困惑を持ち、心の中で嫌なぐらい葛藤する。

 

しかし、なかなか口に出せず思うようにいかない。

 

さて、嫁はどんな行動と思考をするのだろうか。

 

どこの「家」でもあるような内容なので、

私的には、男性(夫)が読んでも楽しめる本だと思う。

 

読んだ後に見る、表紙のイラストがおもしろい。

 

台風シーズン真っ只中。

のんびりとバイクツーリングしたいと思う、今日この頃である。

生き残り

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写真は、

梅田スカイビル | 新梅田シティ

真下からの撮影。

近年、外国人観光客に人気のスポットらしい。


写真中央の屋上部分が、空中庭園になっている。

全体像は、上記リンクへ。

先日、ここに入っている映画館へ行ったときのもの。

 

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今回も読書。

新刊である。

極力、ネタバレなしで、話をすすめたい。

 

タイトルは、内容もズバリの

 

「生き残り」

 

戦時中のビルマが、小説の舞台となっているが、

 

組織とは、何ぞや、

組織の中での個人とは?

 

世の中、上下関係があるが、

どのような人間が、上にふさわしいのか。

軍隊、兵隊という題材を使って内容がすすめられていく。

 

私的には、

善いも悪いも、日本人ならではの考え方が随所に語られている

ような気がした。

 

社会人になってから、

しばらく経っている方におすすめしたい一冊である。