暦の上では「秋」。
朝夕は、すっかり涼しく感じるようになったが、
まだ日中は、蒸し暑さが残る。
また、読書の話題となる。
「バイクツーリング備忘録」として
スタートしたもののどうも乗り気がしない。
サブタイトルの変更も検討しようかと思う今日この頃である。
さて最近、女性のココロの内を書いた小説に出会う。
この「ユートピア」もそのものだった。
ネタバレなしで進めていくことにしよう。
登場人物は30歳代前後と思われる女性3人と
小1、小4の女児2人が中心となって話が進んでいく。
女児2人は、上記女性2人の各子供である。
読んでいくうちに、女性特有というべきなのか
いや、男性にも当てはまることがあるであろう
人付き合いにおける、
見栄や妬み、遠慮や損得、
「もとはと言えば、他人のせいでこうなった」など、
責任回避的な考え方がたくさん出てくる。
そして、最後に
本当に信頼できる人とは、どんな人なんだろう。
私的には、そう問いかけられているような気がした。
女児が書いたラストの文章が、それを示唆しているように感じた。
人付き合いに安堵を求めるのは、、、どうだろうか。
私的には、わからない。
人それぞれであろう。