あの景色が見たい。

バイクツーリングと読書と日々諸々

鍵のない夢を見る

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バイク乗りには嫌な「梅雨の時期」が、今年もすぐそこまで来ているようだ。

 

写真は、5年前の6月「伊勢志摩スカイライン 朝熊山展望台」付近から。

梅雨の晴れ間に三重県伊勢志摩への日帰りソロツーリングでのひとコマ。

 

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今回も、読書。

 

第147回直木賞受賞作。

著者の短編5作品が、一冊になった本。

もしかすると自分の身近に起こるような、事件をテーマにした作品が5つ。

全作において、そのときの女性の気持ちを語っている。

 

私的に気に入ったのが、最後に出てくる「君本家の誘拐」。

読んでいて、内容にスピード感があり、子育てに関する話題なので、

その真っ只中の方や経験のある方には、共感できるかもしれない。

犯罪小説

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初夏の陽射しになってきた。

 

否応なく紫外線の量を身体が感じとる。

 

吹く風はまだ少し冷たくて、どちらかというと心地よい。

 

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さて、今回は「犯罪小説」。

 

松本清張著」の犯罪を内容とした、短編小説を集めた作品集。

6作品あるのだが、どれも秀逸な内容で読みふけってしまう。

 

時代背景は、昭和30年代ぐらいだろうか。

小説に出てくる会話文は、幾分古めかしい言葉遣いが多い。

私的には、慣れれば十分楽しめると思う。

 

1作品が短いので、思うほど読むのに時間がかからない。

読書が苦手な方にもおすすめしたい一冊である。

辞令

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写真は、2年前の5月。

 

京都府宮津市へ向かう府道9号線を南から北へ走り、大江山スキー場駐車場にて

休憩をしていたときのもの。

 

このときも、

5月の心地よい風と青空が、ソロバイクツーリングを楽しませてくれた。

 

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頚椎椎間板ヘルニアの影響により、バイク乗車が困難なため、

話題は、「読書」に。

 

今回は、「辞令」というタイトルの本。

 

例によってネタバレなしで、私的な読書感想をさせていただく。

 

内容は、サラリーマンの出世競争の話。

 

もちろん実在しない会社名等でフィクションなのだが、

主人公の出世競争とその会社に所属する上層部の人々の

そして、主人公の家族の振る舞いが、

テレビドラマや映画に出てくるようなシチュエーションだった。

 

自身の立身出世ために「根回しやまことしやかな噂話」を振りまき、

ライバルと思しき人、

または、自分にとってマイナスになりそうな人を蹴落としていく。

 

人が集まれば、派閥のようなグループが出来上がる。

これは、自然の成り行きなんだろう。

いい悪いは、別にして。。。

 

うまく説明出来なかったが、興味があれば一読あれ。