あの景色が見たい。

バイクツーリングと読書と日々諸々

5分で涙があふれて止まらないお話

f:id:xlr250-1993:20210331144745j:plain

『5分で涙があふれて止まらないお話』

志賀内泰弘 著


物語は、

「八起稲荷商店街」の人々が、
繰り広げる、人間味溢れる短編集。

「七転び八起き、九難を払う」
ご利益があると伝えられる稲荷神社の門前町


物語で

最も印象に残る言葉が、


「恩は返すものではない」。


受けた「恩」は、

まわりに困っている人がいれば、

その人を助けてあげればそれでいい。


内容は、タイトル通りだった。

「涙活」したい人におすすめ。


私的に

人として、

どのように思考して、
生きて行くのが、最良なだろうか。

そんなことを考えさせられた。



そして、

「涙は、自分自身の心の垢を落としてくれる」

ものかもしれない。



と、思った。