『八月の銀の雪』 伊与原新 著
久しぶりの読書。
短編5話。
全5話に共通しているのは、
「人との出逢い」。
極力ネタバレなしですすめたい。
第1話の
「八月の銀の雪」は、
就活に連敗中の男子大学生が、
よく利用するコンビニで、
会話が成り立たない
接客を腹立たしく思っていた。
ある出来事から
会話せざるおえなくなり、
ある日、会話をしていると、
自分の特技や持ち味に気付かされる。
そして、
就活へ意欲と生き方を学ぶことになる。
第2話からは、
また、違った内容で
現代社会を生きる主人公が、
登場して話が、進む。
全体的に
わりと身近にいそうな
悩める人が、主人公として出てくる。
人それぞれ、
悩める人生がある。
私的に、
生きる社会に疲れた時などに読むと
すごく共感できる内容なのかもしれない。
心の中に残る一冊だった。