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八月の銀の雪

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『八月の銀の雪』 伊与原新 著

久しぶりの読書。

短編5話。



全5話に共通しているのは、

「人との出逢い」。


極力ネタバレなしですすめたい。


第1話の
「八月の銀の雪」は、

就活に連敗中の男子大学生が、
よく利用するコンビニで、

ベトナム人
若い女性アルバイトの

会話が成り立たない
接客を腹立たしく思っていた。

ある出来事から
会話せざるおえなくなり、

ある日、会話をしていると、

自分の特技や持ち味に気付かされる。

そして、

就活へ意欲と生き方を学ぶことになる。

第2話からは、

また、違った内容で

現代社会を生きる主人公が、
登場して話が、進む。

全体的に

わりと身近にいそうな
悩める人が、主人公として出てくる。

人それぞれ、
悩める人生がある。


私的に、

生きる社会に疲れた時などに読むと
すごく共感できる内容なのかもしれない。

心の中に残る一冊だった。