『御社のチャラ男』 絲山秋子著
長い梅雨が続く。
こんなときは、読書がいい。
この本のタイトル、、、
うっかり手に取ってしまう。
極力ネタバレなしで紹介。
ある食品会社に勤める人々と
その経営者、管理職たちが、
自分の思いや
会社の「チャラ男」こと、三芳部長
に対する気持ちを吐き出す物語。
実社会の自分自身の身の回りにも
きっといる「チャラ男」。
小説の中の「チャラ男」とそっくりな人物。
また、よく似た人物。
物語自体は、
社員各人の胸の内を個人的に語りながら、
チャラ男に対する気持ちを暴露しながら、
今の自身や将来的な自分像を語っていく。
社会の構造や理不尽な人間関係、
会社での納得のいかない人事。
そんなことをモヤモヤしながら
仕事をしている方々におすすめの一冊。
確かにいる。
「チャラ男」❗