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サイレント・ブルー

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『サイレント・ブルー』 樋口明雄著

明けましておめでとうございます。

新年の最初のブログは、

「読書」。

その内容は、

「水」を中心に
「人間関係」や「信頼」を題材にした物語。


いつものように
出来るだけネタバレなしで進めたい。

八ヶ岳の麓。

人物は、東京近郊からの移住者たち。

そして彼らは、
生活水を地下水から得ている。


ある日、突然
蛇口から茶色く濁った水が出てくる。

この原因は何だ。
物語が、はじまる。

人間が生きていく上で
最も必要なもの。

『水』

私的な
読書感想として、

その「水」を
日本に住む私たちは、本当に大切だと
日頃から思っているだろうか?

「水」を

誰かが、独占し
利権争いになることが、
本当に近い将来に有るかもしれない。

そして、

人が、利害関係により結びついていることが、
社会では当たり前のようにある。

この本を読んで、

当たり前のことが、当たり前でなくなる。

「恐怖」。

そう思った、一冊だった。