『歪んだ波紋』 塩田武士著
今、
TVでドラマ化されている原作本。
主人公は、
地方新聞社の記者たちだ。
いつものように
極力ネタバレなしで進めたい。
マスメディアとネット。
真実と虚偽。
私的に
人は、生きる上で、
いつも「数字」と闘っている。
この物語も
視聴率や締め切り日、人数、
そして、時間。
数が足りない、時間がない、
どうしよう。。。
『虚偽』が生まれる。
そうして、その場しのぎで繕う。
今まで、
信頼していたものが、
「虚偽」で、
そうでないと感じていたものが、
「真実」だったら。
そんなことを
深く考えさせられた一冊だった。