今回は、「父からの手紙」。
家族にとって、「父親」とは、どのような存在なんだろう。
例によってネタバレはしないように、紹介しようと思う。
20代前半の女性と30代前半の男性の話が、
交互に物語として続いていくのだが、
全く見ず知らずのふたりが、共通の事件でつながりを
見せていく。
私的にめずらしい展開の小説だったので、読んでいて
とても新鮮だった。
父親は、
家族の経済力の担い手としての存在は大きい。
家族が、お互いを思う気持ちも大きい。
こころでつながっている。
その役割をなんらかの事情で全うできなくなってしまったとき、
父親は、「どう考えどう行動」をするのだろう。
世間で、この物語のようなことは私的に聞いたことはないが、
読んでいて家族の大切さを痛感した。
私も父親である。
「涙活」したい方におすすめする。
秋の夜長に「読書」を。
こんな状態で、本を読めたら最高だ。
上記写真は、
「ある日の休日の温泉にて、一杯🍺」。