『慈雨』 柚月裕子著
また、本を読んでいた。
四国カルストツーリングから、
全くバイクに乗っていない。
いつものことだが、
長距離を走るとしばらく間があく。
さて、読書。
いつものように、
極力ネタバレなしですすめたい。
退職した元刑事が、
過去に担当した事件に冤罪の疑問を持ち、
後輩刑事たちに解明を託すといった内容だ。
ここからは、読書感想。
私的に、
家族愛について、考えさせられた。
人と人の
『絆』は、
お互いを心の中で
相手を大きく許容することが、
出来るもの同士でないと成り立たない。
この
『主人公夫婦』を想像すると、
そんなことを思った。
私的には、
涙腺にきた作品だった。
何か、
悩みがあって、
どの方向へ行くべきか?
そんなふうに
迷っている方におすすめしたい一冊。