朝夕は、めっきり寒さを感じる日々になってきたようだ。
日中は、温かな日差しが心と体を癒してくれる。
さて、今回は読書。
ずいぶん前に読んだ本だが、おなじみのヤマケイ出版。
タイトルは、「山なんて嫌いだった」。
女優の市毛良枝さん著である。
本書によると、ご本人は運動神経が全くの0に近いとのこと。
子供のころから運動会嫌いだったらしい。
そんなひとが、アフリカのキリマンジャロを登頂するぐらいの
山好きになるまでの物語。
きっかけは、人に誘われて「登山」を始めたそうだ。
だいたいのことは、友人知人に誘われて何かを
始めるきっかけとなるようだが、
私的に、バイクに乗り始めたのはそうではなかった。
子供の頃、
夏の日に、颯爽と走っていくCB350かCB550か忘れたが、
記憶の中で、とてもかっこよかった。
その後、
高校生になってから青いCB750Fzが路肩に止まっている姿を
見て「これに乗りたい」。
と単純に思った。
ようするに、私的に「かっこよかった」のだ。
言うまでもなく、その3年後ぐらいに
中古だったが、
青い「CB750Fz」に乗ることになる。
話が逸れてきたが、
ひとは何かに対して、ひとにひけらかすことなく、
自分で好きなことに夢中になれることがあると
それだけで幸せなのかもしれない。