初夏の陽射しになってきた。
否応なく紫外線の量を身体が感じとる。
吹く風はまだ少し冷たくて、どちらかというと心地よい。
さて、今回は「犯罪小説」。
「松本清張著」の犯罪を内容とした、短編小説を集めた作品集。
6作品あるのだが、どれも秀逸な内容で読みふけってしまう。
時代背景は、昭和30年代ぐらいだろうか。
小説に出てくる会話文は、幾分古めかしい言葉遣いが多い。
私的には、慣れれば十分楽しめると思う。
1作品が短いので、思うほど読むのに時間がかからない。
読書が苦手な方にもおすすめしたい一冊である。